◇作品データ
監督 | エリック・ブレス/J・マッキー・グルーバー |
主演 | アシュトン・カッチャー |
製作年 | 2004年 |
上映時間 | 114分 |
◇あらすじ
短時間の記憶喪失を繰り返していた少年エヴァン(アシュトン・カッチャー)は、治療の一環で日記を書き始めた。
それから7年、記憶喪失になることもなく大学生になったエヴァン。
ある日、日記を読み返していると、その日記に書かれている時点に戻れる能力があることに気付いたエヴァンは、幼馴染で初恋の相手ケイリ―(エイミー・スマート)の不幸な人生を過去に戻って変える決意をするが、何度過去をやり直してもケイリ―を幸せにすることができない。
ケイリ―を幸せにするため、エヴァンは最後にある決断をする。
◇のんべえ的感想
「バタフライエフェクト」って、未来人がタイムトラベルで過去に干渉した場合、未来の世界に何かしら変化が生じる現象・・・って具合にざっくりと捉えておけばいいかと思ってます。
例えば、マーティ・マクフライがデロリアンで過去に行き、未来の両親と接触した結果、本来起こらなかったはずのパパがビフをやっつける事案が発生し、マーティにとって良い方向に未来が変わった、この現象が「バタフライエフェクト」。タイムトラベル映画には欠かせない現象なわけです。
そんなわけで映画タイトルに食いついて観てみたら、すっごい面白かった作品。
タイムトラベル好きの方に超おすすめ!
サスペンスのような、ホラーのような、それでいて切ない恋の物語。完璧。
冒頭のエヴァン少年時代は、観ていて急にシーンが切り替わる感じで、何が起きた?と思ったけど、おとなしく観ていたらすべてキレイにつながってめちゃくちゃ気持ちいい。
エヴァンがケイリ―のために一人で頑張っていることを誰も知らないのがもどかしいなぁ。
途中、結構ショッキングな展開もあるから、ただのSFラブストーリーだと思って観ていたらかなり危険ですよ。SFラブサスペンス。
ラストのエヴァンの決断がグッとくるんだよね~。これぞ純愛。
ちなみに第3弾まであるけど、おすすめしたいのは第1弾。